千年古都は新羅時代の貴族の村を再現した場所で、三国史記と出土された遺物、古墳の壁画などを根拠に故建築の専門家たちの諮問を受け入れ、推定･復元された韓国唯一の新羅時代の木造建物の家屋村となっている。
新羅時代の骨品制度といわれる身分制にならい、聖骨･眞骨･六頭品･五頭品･四頭品･民家で構成され、身分による家の大きさや生活道具を通して当時の生活を体験することができる。

MBCドラマ「善德女王」のセットとして活用されるなど、大河ドラマから現代ものまで色んなジャンルのプログラムの撮影場所として使われている。

メイン公演場
地上舞台約300坪、水上舞台約600坪という巨大なスケールと、照明と音響施設が完璧に整えられたメイン公演場は一度に1,500人の観客を収容、観覧することができる。
色んな特殊効果、スタントなどの多彩な演出で行われる公演が毎日開催され、新羅時代の人物を元にユニークに脚色された ストーリーで教育的な効果もある。
ちなみに、このメイン公演場は総額100億ウォンかかったという、スーパー 公演場。

天几の秘密
新羅時代の花郎(ファラン、青年組織)であるミシランが、危機の迫る新羅を救うという内容で特殊効果やスタントが必見のSFX公演。(１日２回、30分)

女王の涙－「善徳女王のラブストーリー」
善徳女王の切ないラブストーリーを描いたロマンチック劇。(週末・夏季のピーク期間・祝日の夜に１回、30分)　

花郎の道
新羅時代の花郎(ファラン、青年組織)による迫力溢れる馬上の武芸やスタントなど武芸訓練を再現。(１日２回、30分)

子供のための小公演
説話や新羅王の話をパターンにした子どものための小公演で、人形劇“ホ・ナンジャの愛”と 影絵劇“タルヘ王”などの公演。(１日４回、30分)

張保皐公演場
陸地と海上の舞台が共に整えられていて、舞台と客席の距離が近いので出演者と観客が一緒に参加することができる公演場。

野外公演場
企業や団体の単独行事のための公演場。

工芸体験の村では新羅時代の先祖らの知恵と当時の職人らの姿がそのまま感じられ、実際に工芸品作り体験が可能。新羅文化を感じつつ、職人の指導で自分だけの作品を作ることができる。この工芸体験は所要時間約30分で材料費が必要となる。工芸体験後、完成品は持ち帰りできる。

七宝工房
漆器や七宝などの伝統漆工芸の体験　/　
銀七宝ネックレス、携帯ストラップ、十二支別のペンダント

ガラス工房
新羅時代のガラス工芸の体験　/　
携帯ストラップ、ネックレス

染色工房
天然材料で直接作る染色体験　/　
ハンカチ、靴下、スカーフ、家族Ｔシャツ

金属工房
新羅の華々しい金属工芸を体験する空間　/　
金冠作り

押花工房
花と葉を押して干して装飾品を作る体験　/　
押花飾り、押花アクセサリー

土器工房、陶器工房
糸車及び粘土を利用した体験ができる所　/　
陶磁器と糸車の体験、鬼面作り

人形工房
直接作る人形工芸の体験　/　
クレア鏡作り、編物人形

伝統美術工房
新羅の美術と仏教美術を共に接することができる所　/　
金斧、銀斧、金の粉、絵のＴシャツ作り

石鹸工房
多様な材料で作るウェルビーイングな石鹸の工芸体験　/　
新羅遺物の天然石鹸作り

木の工芸
職人に学ぶ木の工芸体験　/　
木の家作り、 長栍、ソッテ、 門牌

元暁哲学観
民俗信仰を経験できる文化体験　/　
土亭秘訣、運勢、占い

石窟庵の前室にあるアーチをモチーフに作られたSMP(新羅ミレニアムパーク)の入口。

十二支の彫像が配置されている噴水道で昼は凉しく、夜にはライトアップされ、ロマンチックな道として演出されている。

新羅の象徴、そして新羅ミレニアムパークのランドマーク的存在。エミレの鐘の約4.5倍大きさで拡大して造られたエミレタワーは、1階が食堂, 2階が総合状況室, 3階が放送室に活用されるなど実用的な建築物。
夜には華やかにライトアップされ、その夜景はとても美しい。

4大都市ではビザンチン帝国のコンスタンティノープル、 イスラム帝国のバグダッド、唐の長安と新羅が再現されている。コンスタンティノープルとバグダッド地域は各地方の造形物演出を通じてその時代、その地域の雰囲気をそのまま再現するように演出されている。

談木園
約20個のロボットチャンスンを含め、約80個のチャンスンがある所。
“チャンスン”とは道しるべのことで、村外れに建てた男女一対の木像の事を言う。

土偶公園
美しいハーモニーで歌う土人形と噴水が楽しめる土偶公園では、約1,200個のそれぞれ特色ある土偶が集まっている。

ビルマ池
水滴が飛び散る池という意味のビマル池は生態池と洞窟で構成されている。洞窟内部では古い岩刻画を見ることができ、洞窟の外では高架橋を体験することができる。

松林道
1200年前の新羅時代に案内するという意味のタイムトンネルで、20Mが200年を表わしていることで、200年単位で風化した遺物などを配置し、特徴的な時代像が分かるようになっている。また、松林道の周辺には多様な種類のハーブがあり、ハーブの香りに包まれながら古い時代の遺物を観覧する事ができる。

足浴場
パーク地内に開発されたアルカリ性の温泉水を利用した健康的な休息空間。水の音を聞きながら自然の中の温泉水に足を浸し、溜まった疲れを癒す場所として自然にやさしい足浴を体験できる。

金持ち岩
触ったら金持ちになれるという岩を再現。

ガラン滝
流れ落ちる滝に虹のアーチがかかり幻想的なスポット。

ＭＢＣ特別企画ドラマ「善徳女王」のセット公開

MBCドラマ「善德女王」の野外のセットは、新羅ミレニアムパークにある千年前の古都セットと、ドラマ撮影の為にと、約20億ウォンの予算を追加して造られた新羅時代のドラマセット。
千年前の古都の貴族の村を一部リニューアルして、1,670坪の敷地に宮廷10軒、金庾信の花郞山塞9軒、花郞演武場を追加しドラマ撮影のみならず、パークの中には他にも色々な場所がある。

セット場は伝統瓦、原木、石材など伝統家屋の建築資材をそのまま使用して作られ、単純にセットというだけでなく撮影が終わっても観覧客が見学出来るようにと、恒久的な建物となっている。

演武場
韓国最大の花郎演武場は、主に花郎の訓練や花郎たちの葛藤の場面などが撮影された場所。

花郎山塞
長い時間を経て、年季の入った家のような雰囲気があるノワ家(天然葺の家)形の花郎山塞は、金庾信の花郎の時、花郎訓練やドクマンに関する場面などが中心に撮影された。


考証された元の新羅宮廷の建築様式を用いて、華々しく美しい池やアーチ型の木橋、石像などが一つになって美しい景観をつくりだしている。
「善徳女王」と対立関係にあるミシルとミシルの回りの人に関する場面などが主に撮影されていた場所。

伝統と現代の美しさ溢れる
韓国伝統式ホテルで癒しのひとときを…


新羅宮廷の屋敷を意味する羅宮は韓屋（朝鮮家屋）の趣きを残しつつも、現代的なホテルのサービスを味わうことができる韓国初の韓屋(朝鮮家屋)式ホテルで、総5,000坪の敷地に500坪の規模で建築され韓国伝統式の一級ホテルになっている。
韓屋（朝鮮家屋）とは韓国古来の建築様式で建てられた家屋の事を指し、外観など基本的な形は韓国の伝統技法で秘伝の技術が活用され、木材や半紙など自然に優しい素材を用いて通気性がよく、重ねるほどに自然の味が染み込み、昔の韓屋（朝鮮家屋）の雰囲気を味わうことができる。

羅宮の建設に際しては、韓国最高の権威を持つ古建築専門家約100名の考証により企画され、全国各地から集まった80名の古建築専門大工によって、これまでにない大規模な建設が行われた。

瓦屋根や縁側、たんすやテーブル等の古家具や小物まで伝統的な韓屋(朝鮮家屋)の雰囲気はそのまま残し、客室の内部にはテレビ、冷蔵庫、クーラー、トイレ(ウォッシュレット付)、シャワーなどの現代の設備が揃えられ、韓屋（朝鮮家屋）特有の機能性と韓国伝統の味をよく生かした不便のないこの韓国的ウェルビーイング（well-being）ホテルは、「伝統の現代化」としての挑戦であったという。 韓屋（朝鮮家屋）は３つ以上の部屋で構成され、各部屋ごとに露天風呂が付いているのが特徴。
KBSのテレビドラマ「花より男子」の中のキムヒョンジュンの家でお馴染みである。





●露天風呂
地下600ｍから引き上げたアルカリ性の温泉水を使用の露天風呂は、皮膚の美容、血液循環、神経痛、関節炎などに効果がある。

●韓食堂
風情ある景色が展望できるレストランは韓定食の朝食と夕食を提供し、宿泊客だけのための空間となっている。食事の以外の時間には宿泊客のためのカフェとして運営している。

●後苑
宿泊客の休憩や遊歩道として利用されている後苑は韓国の代表的な伝統造景施設であり美しい景色を楽しむことができる。特に、かすかな照明でライトアップされた夜景は必見。

入場料
区分 大人 青少年 子供
年齢 満18歳以上 満17歳以下(中高生) 小学生以下
入場料 18,000ウォン 13,000ウォン 11,000ウォン
夜間入場 9,000ウォン 7,000ウォン 6,000ウォン