そんな弘大の夜を体験するため、金曜の夜に弘大に行ってきました！弘大の街を歩いていると、おしゃれなお店がいくつも見受けられました。お店がひしめき合う弘大ですが、それぞれ個性があり、１つ１つのインテリアにこだわりのあるお店が多かったです。日本でいうと東京の原宿に似ているそうです。ドラマ「シークレットガーデン」にも登場したイタリアンレストラン「The Gabriel(ガブリエル)」や、コーヒープリンス１号店にも登場したカフェなど、ドラマの撮影されたお店も多くありました。１歩裏通りに入るとアートな雰囲気があふれ、ソウルにいることを忘れてしまいそうな隠れ屋的なレストランやバー，焼き菓子屋などもありました。１軒屋を利用したカフェなど、大きいお店だけでなく小さいお店も、どれも個性があり、１つ１つ見て回れば１日中飽きずに弘大の街を散策することができると思いました。今度、時間があるときにゆっくり散策をしてみたいです。この日は、金曜の夜ということで若者がとても多く、日本とは違った服の色使いをするおしゃれで個性的な彼らを見ながら散策するのも楽しかったです。道路には食べ物だけでなく、アーティストの手づくりによる手工芸品や絵画、中古品、オリジナル製品などの屋台が並んでいました。買い物をするというよりは、おもしろいマーケットを見学するといった感じでした。そんなお店が多くある中、一際目を引くハワイアンレストラン「Aloha Table」で夕食をとることにしました！

友達に教えてもらったこのお店は、ハワイに行ったことのない私でも、入口からすでにハワイの雰囲気を感じることのできるお店でした。韓国国内最初にできたハワイアンレストランで、ハワイの特別な料理と雰囲気をそのまま楽しむことのでき、多様な料理とお酒を気軽に楽しむことができるレストランです。おしゃれなインテリアと素敵なハワイアンミュージックが流れる店内は雰囲気抜群です！

入口から石の階段を上った私の目の前には、広い空間に作られたテラス席が！真っ暗な中に点る明かりが、まさに南国のビーチ気分を一瞬で味わせてくれました。お店に入るとシェフが「アロハ～」と言ってお出迎えしてくれました。机の真ん中にはキャンドルにオレンジ色の明かりが点されており、店の外の賑やかさとは違い、静かな雰囲気に心が和むようでした。私たちはハワイアン料理「ロコモコ」を注文しました。白ご飯の上にハンバーグと目玉焼き，野菜がのっていて、日本でもとても人気がありますよね！日本人が好む「テリヤキ味」を食べたんですが、本当に日本人が好きな甘い辛いソースで、そのソースで味がつけてあるハンバーグは、日本で食べるのと同じくらいおいしかったです。ハワイアンミュージックに心を癒され、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

有名なクラブの前では、午後１０時くらいから行列ができるなど、そんな姿を多く見ることのできる弘大ですが、知り合いのお兄さんが働いているということで「PAPAGORILLA(パパゴリラ)」，「MAMAGORILLA(ママゴリラ)」，「BIGBABY(ビッグベイビー)」という３つのクラブに行ってきました。ここは日本人にもあまり知られていないオススメのクラブです！「PAPAGORILLA(パパゴリラ)」，「MAMAGORILLA(ママゴリラ)」，「BIGBABY(ビッグベイビー)」の３つは、週末だけ３つのクラブを行き来できるという、とってもお得な制度があるんです！しかも他のクラブと比べてお酒も格安！有名なクラブとは違い、バーという雰囲気を持った３つのクラブ。週末ということで、３つのクラブを行き来してみることにしました！

３つの中で１番最初にできたパパゴリラは、大きなゴリラの看板が目印です。３つの中で１番小さいですが１番人気があると言っても過言ではないくらい、ピーク時間になるとお店の外では行列ができ、地下から聞こえてくる興が沸く音楽に、みんなが体を揺らしていました。

２番目にできたママゴリラは、パパゴリラよりは少し大きめで、パパゴリラよりバーというイメージが強かったです。大きなバーカウンターでは、かっこいい韓国のイケメンたちがおいしいお酒を作ってくれました。

最後にできたビッグベイビーは大きな画面とレーザービームなどで店内を盛り上げ、天上には店内を走るイスなどが設置されていて、他の２つとはかけ離れたイメージでした。でも、ちゃんとバーの雰囲気は残されており、お酒をゆっくり飲みながら楽しみたいという人のために、それ専用のスペースが設けられているなど、クラブに慣れてない人でも楽しめるようになっていました。

店内ではエレクトロニックの曲が流れ、韓国人，日本人，外国人。。いろんな人種の人が曲にあわせて踊ったりお酒を飲んだりして楽しんでいました。韓国のクラブで日本と違うと感じたところは、やっぱり「ノリ」でした！日本人とは違って遠慮のない思い切ったダンスは見ている側からしてもとても楽しく、ダンスが苦手な私でもつい体を揺らしてしまうほどでした。曲に合わせてみんなで一声に掛け声をしたり、知らない人どうしでも意気投合すればお酒をおごってあげたりして、一緒に楽しんで時間を過ごしていました。サイの「江南スタイル」が流れると韓国人も外人も一緒になり「馬ダンス」を踊っていました。ピークである午前１～２時の間は特に盛り上がります！カウンターの中にいるスタッフたちもお酒を作りながらダンスをし、お客さんを盛り上げ楽しませていました。その様子を見ているのがとても楽しく、つい笑みがこぼれてしまいました。

私たちは午前３時くらいに家に帰ることにしたんですが、弘大の夜は長く、私たちが帰るころにクラブに入ってくる人たちもいました。弘大の夜は、地下鉄やバスの始発時間までクラブで楽しんだり、居酒屋でお酒を飲んだり、週末を存分に楽しみたい人が集まる場所のようでした。他の学生街とは違い、おしゃれなお店も集まっているので、それを目的にくる人も多いようです。