安東河回村(アンドンハフェマウル)안동하회마을 - 韓国オプショナルツアー、ソウルツアー、韓国、韓国文化体験、韓国旅行、語学研修
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安東河回村(アンドンハフェマウル)안동하회마을

安東河回村(韓国語 안동화회마을 )河回村観光案内所

エリア  慶尚北道安東市 河回里844-1 カテゴリ  慶尚北道安東市

世界遺産に登録された韓国伝統家屋は
エリザベス女王も訪れた人気のスポット!
安東河回村は豊山柳氏が600年もの間、代々暮らしてきた韓国の代表的な同棲村である。
朝鮮時代の住宅様式と村の形態をそのまま残していて、現在も韓国伝統家屋には人が住んでいる。
現在も変わらず昔のままの姿で生活している村全体が重要民俗資料第122号に指定され、村を囲む洛東江がS字型に曲がって村を取り込んでいることから「河回」と名付けられた。

山は屏風のように村を取り囲んでいて、家屋は丘陵を中心に河に向かって配置され住宅の向きが一つに定まっていないのが特徴。これは一般の韓国の住宅が南向きや東南向きになっていることとは対称的だ。山と川に囲まれた地理的な条件から敵の進入を受けたことがなく、両班・ヤンバン(貴族の一般的な総称)の瓦屋根の家や藁葺き屋根の民家まで、昔ながらの姿がそのまま残っている。

安東河回村では両班(ヤンバン)家門の宗家を当時のまま保存しつつ、そこに村落を再現して現在も生活が営まれている点で、当時の生活文化をそのまま見ることができるだけでなく、両班と庶民の2つの文化が調和する美しい村であることから、2010年7月31日には世界遺産にも登録された。
また、安東河回村には民間伝承遊びである河回別神クッ(重要無形文化財第69号)があり、その時に使われた河回の仮面は国宝第121号に指定されている。
1999年4月には73歳の誕生日を迎えたイギリスのエリザベス女王が韓国を訪問したことで、国内での人気もさらに高まっている。

見所ポイント
見所ポイント
河東古家(重要民俗資料 第177号)
この家屋の特徴は男女の居住の場が区別されていながらも、一つの棟として連結している点と、正面脇の棟は藁葺きであるが本棟は瓦葺である点である。
1836年に建てられ、朝鮮後期の両班家屋をよく表している。

主一斎(重要民俗資料 第91号)
朝鮮時代の男女有別の儒教文化がよく表れている家屋であり、1564年に建てられた。
この家屋は、庭から母屋がよく見えないよう遮断するための塀を建てているのが特徴である。

三神堂 神木
三神堂には河回村の中央にそびえる樹齢600年のケヤキの木があり、河回村の御神木である。昔から三神は子供を授け子供の成長を見守る神として各家庭で御神体が祀られているが、河回村ではケヤキの木を御神体として村全体で祀っている。

忠孝堂(宝物 第414号)
文祿慶長の役の際に領議政(現在の国務総理に該当)を歴任した柳成龍の宗宅である。男性の生活空間であった居間の上方には“忠”と“孝”を意味する懸板が掛けられている。母屋は“口”字型で外部から簡単には近寄れないほど閉鎖的になっている。

南村宅(重要民俗資料 第90号)
忠孝堂とともに1797年に建てられた南村地域を代表する家屋。不幸にも1954年の火災によって別堂と位牌を祀る祠堂以外は焼失してしまった。祠堂の塀には瓦の欠片を利用した韓国の伝統模様である“寿”と“喜”を二つ重ねた“囍”の模様が施されている。

北村家(重要文化財 第84号)
1862年に河回村の中央に建立された非常に雄壮とした両班の家屋である。
この家屋の特徴は正門脇の棟に付属した厠の門を家の内側と外側に設置し、家の男性のみならず下人も使用出来るようにした点である。

養真堂(宝物 第306号)

朝鮮時代に建立された豊山柳氏の大宗家で謙庵柳雲龍が住んでいた養真堂は、河回村で最も古い家屋である。高麗時代と朝鮮時代の建築様式を備え、朝鮮時代の生活様式をよく反映している点から、建築学者や文化学者の重要な研究対象として活用されている。

鵲泉古宅(重要民俗資料 第87号)
奥の間の正面に塀を作り、男性の居間へ来た来客と奥の間の婦女子が互いに顔を合わせることがないようにしている点が特徴。
建築手法や様式から見て朝鮮時代の建物と推定されている。

賓淵精舎(重要民俗資料 第86号)
芙蓉台の下を流れる清らかで深い“沼”から精舎の名前をとったといわれ、1583年に建てられた。当時、ソンビ(学者)の書斎として活用された建物である。

万松亭 松林
(天然記念物 第473号)
この松林は風水地理学的に村の西側の地気が弱く、当時、それを補完するために植えられた裨補林(気を補う木々)である。

遠志精舎(重要民俗資料 第85号)
柳成龍が父親の死によって、都落ちし隠居する際に建てたもので、隠居後にもここで心身共に鍛錬し休養したといわれている。

永慕閣
西厓柳成龍の遺物が保管、展示されている。その一部である懲毖録(ちょうひろく)は文禄・慶長の役の得失を筆写本に残す重要な手記で国宝第132号に指定されている。
芙蓉台
村と川を挟んだ向かい側にある奇岩絶壁は海抜64mで芙蓉台と呼ばれている。
“芙蓉”は蓮華を意味しており、川と調和し絵のような風景。芙蓉台周辺には花川書院、玉淵精舎、謙岩精舎もあり、上から眺める村の景色はとても神秘的である。
河回別神グッ仮面舞伝授館
重要無形文化財第69号である河回別神グッタルノリ(河回タムチュル・仮面劇)の常設公演は、村の入口付近にある河回別神グッ仮面伝授館にて3~12月まで(毎週 水・土・日曜日 午後2~3時)行われている。見学は無料。
英国女王訪問記念館
イギリスのエリザベス女王が訪問した際の様子が写真などで展示されている英国女王訪問記念館は、その時に出された豪華な料理のサンプルも展示されている。村入口にある案内所横に位置している。

※伝授館で行われる公演日時は変更する場合もあるので事前にインターネット、観光案内所などでチェックする必要がある
安東国際仮面舞フェスティバル
韓国最優秀文化観光祝祭である安東国際仮面舞フェスティバルは、国内のみならず海外の代表的な団体も参加し、世界各国の伝統的な仮面を思う存分楽しむことが出来る。一緒に歌ったり、踊ったり参加&体験することができ、韓国を代表する祝祭といえる。毎年9月下旬~10月上旬に行われ、韓国の伝統工芸作品の展示や、体験コーナー、さまざまなイベントも同時開催される。

河回ソニュウチュルブルノリ(韓国伝統花火
昔、河回村のソンビ(学者)達は陰暦7月初めや中旬頃に河回村の向こう岸にある芙蓉台一帯の美しい自然を背景に詩会を開くと共に舟遊び、綱火遊び、卵の殻の灯篭流しを行った。それらを総称して“ソニュウチュルブルノリ”と呼ぶ。
万松亭と芙蓉台の間に火綱を結び、火をつけると結び目ごとに火花が散り落ちる。火綱や落火などの火と川との調和が素晴らしく、韓国唯一の伝統花火である。この花火は1930年代の初め頃まで伝承されていましたが、途中で中断された。しかし今現在は復元され毎年“安東国際仮面舞フェスティバル”期間中に行われている。
その他のご案内
村の中にある家屋の中には民宿施設として宿泊出来るところがあり、韓国伝統家屋に宿泊して韓国の文化を直接体験することが出来る。また韓国伝統家屋の中で、韓国伝統料理や安東塩サバなどの郷土料理が食べられる施設などもある。ただし、お店は遅くまでやっていないので事前に確認が必要!

関連の観光地情報
安東河回洞タル(仮面)博物館
河回ソニュウチュルブルノリ(韓国伝統花火
昔、河回村のソンビ(学者)達は陰暦7月初めや中旬頃に河回村の向こう岸にある芙蓉台一帯の美しい自然を背景に詩会を開くと共に舟遊び、綱火遊び、卵の殻の灯篭流しを行った。それらを総称して“ソニュウチュルブルノリ”と呼ぶ。
万松亭と芙蓉台の間に火綱を結び、火をつけると結び目ごとに火花が散り落ちる。火綱や落火などの火と川との調和が素晴らしく、韓国唯一の伝統花火である。この花火は1930年代の初め頃まで伝承されていましたが、途中で中断された。しかし今現在は復元され毎年“安東国際仮面舞フェスティバル”期間中に行われている。



河回村観光案内所
安東河回村(韓国語 안동화회마을 )河回村観光案内所
住所
(日本語)慶尚北道安東市 河回里844-1
(韓国語)경북 안동시 하회리844-1
電話番号
054-852-3588
運営時間
年中無休
3-10月 9:00~19:00 11月-2月 9:00~18:00
安東河回村
大人:2,000ウォン 青少年:1,000ウォン 子供:700ウォン
安東市観光協会
http://tourandong.com/japanese/coding/main.asp (日本語)
安東河回村
http://www.hahoe.or.kr/(韓国語、日本語、英語)
日本語
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