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安東河回洞タル(仮面)博物館

安東河回洞タル(仮面)博物館 (韓国語)   

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安東河回洞タル(仮面)博物館
アンドンハフェマウルドンタル パンムルグァン  안동하회동탈박물관
安東で韓国伝統芸能・仮面舞踊に触れる


1995年9月、安東河回村の入口に開館した韓国最初のタル(仮面)の専門博物館は、重要無形文化財第69号である河回仮面製作芸能保有者・金東表館長が設立し、河回村で受け継いできた民族仮面劇“河回別神グッ仮面舞”で使われているタル(仮面)だけではなく、国内外の様々な仮面を収集、展示している所。
河回タル(仮面)は河回村で伝承してきたことから名付けられた名前で、韓国の数多くのタル(仮面)の中、唯一国宝(国宝第121号)に指定された大事な文化遺産であり、仮面美術としては世界的にも傑作と評価されている。
特に、1999年イギリスのエリザベス女王が安東を訪問した際、安東市の代表として河回タルをプレゼントしたこともある。
展示は館長が作った河回仮面を含む韓国の仮面19種300点、35ヶ国の外国の仮面500点を所蔵、展示している。また、ひょうたんや木、韓紙を利用して仮面を作る過程や、河回別神グッに登場する人物の蝋人形、さまざまな小道具なども展示されている。240余坪の建物には韓国館、世界館、アフリカ館で展示構成されている。

見所ポイント
河回仮面
現在、人間と動物の仮面11個が保存されており、河回仮面の正確な製作年代は明らかになっていないが、11~12世紀だと推測されている。これらの仮面が現在まで残すことが出来た理由に、年に1度開かれる“河回別神グッ仮面舞”の時に使用され、保管されてきた為だ。河回仮面は実際の人間の顔のように左右が非対称で、見る角度によってさまざまな表情を表し演出している。本物の河回仮面は、ソウルの国立中央博物館にあり、ここには館長が本物と同じように作成された仮面が展示されている。
河回別神グッ仮面舞
「グッ」とは巫女の神にささげる儀礼のことで「別神グッ」とは“変わった”または“特別な”という意味。仮面遊びは村の安寧と豊作を願うために公演されて来た。農業を根本とする伝統社会において、豊作は村の共同体を維持する絶対的なもので、これが神の意にかかっていると考えた村の人々が村の神に祭祀を行ったことが始まり。儀式はいろいろな場面で構成されている。太鼓のリズムに合わせて、せりふと踊りのパフォーマンスが繰り広げられる。
河回の仮面踊りは高麗時代(918-1392)中期に始まり、約800年に渡って行われてきた、1928年以後は一時途絶えてしまっていたが、1970年代に入り住民達が集まって関連資料の収集、復元を試み、1980年に無形文化財に指定された。現在では海外でも公演が行われている
第一展示室 韓国館
重要無形文化財に登録された13種類の仮面、地方文化財に登録された2種類の仮面、儀礼に使われる仮面などが展示されている。人間や動物の仮面はさまざまな表情が表現されている。

第二展示室 世界館
フランス、ニュージーランド、ネパール、タイ、インドネシア、中国、日本の世界各国の仮面が展示されている。国ごとに特徴を持ったさまざまな仮面が展示されている。

第3展示室 アフリカ館
コンゴ、ザイールを中心にナイジェリア、レソト、タンザニア、ケニア、ガーナなどの仮面と楽器、生活用品、蝶で作られた生活に関する絵の展示がされている。
安東河回洞タル(仮面)博物館 (韓国語 
安東河回洞タル(仮面)博物館 (韓国語)   
住所
(日本語)慶尚北道安東市 豊川面 河回里287番地
(韓国語)경북 안동시 풍천면 하회리 287번지
電話番号
045-853-2288
運営時間
9:30~18:00 韓国の旧正月、秋夕は休館
大人(19歳以上~65歳以下):2,000ウォン 
子供・青少年(7歳以上~18歳以下):1,000ウォン 
http://www.maskmuseum.com (韓国語、英語)
日本語
一部スタッフ可
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