第3トンネル - 韓国オプショナルツアー、ソウルツアー、韓国、韓国文化体験、韓国旅行、語学研修
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第3トンネル

第3トンネル

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1978年10月17日、板門店から南方4kmの地点で発見された第3トンネルは、北朝鮮が南侵の際に軍事通路として使用するため休戦ラインである非武装地帯の地下に極秘で掘ったトンネル。

今まで発見された4つのトンネルの中で一番の規模を誇る第3トンネルはアーチ型で、第2トンネルとほぼ同じ規模のものだが、ソウルからわずか52kmほどの距離で、1時間内に3万人の武装兵力を浸透させることができるといわれている。
第1・2トンネルよりもさらに脅威的という点で発見当時は世の中を驚かせた。

トンネルの発見当初、北朝鮮側は韓国側が掘ったものだと主張していたものの、トンネルの内部の爆破でそれが南に向いているという痕跡が見られ、北朝鮮側の虚偽が明らかになったという経緯がある。そう頷けるのも、ソウルからわずか1時間の距離で1時間内に3万人もの軍人が移動できてしまうからだ。
2002年にはミニ列車型のエスカレーターを設置し、第3トンネルの見学がより便利になったが収容人員に限界があるという点は問題視されている。一般的な観光地とは違い、特殊な地域であるため見学の際には必ず身分証明書(外国人の場合はパスポート)を持参しなければならない。
さらに、飲酒・薬物服用者はトンネルへの出入りが禁止され、トンネル内での写真撮影も不可となっている。

見所ポイント
第3トンネル乗り場
地下73mに位置する第3トンネルは、専用のトロッコに乗ってトンネル内へ入ることが可能。トンネル内の撮影は禁止されており入口では事前に荷物を預けなければならない。トンネル内を歩くことも出来るが、北朝鮮との境界線地点で塞がれている。
☆日本語の案内表示有り
DMZ映像館
DMZ映像館はトロッコ乗り場の横にあり、DMZや第3トンネルに関連する資料を模型や映像を使って説明・紹介している。また、緑豊かな自然が今もなお残っている周辺地域の資料も展示されている。
板門店
1953年7月27日朝鮮戦争の休戦協定が調印された場所で、ソウルの西北62㎞、北韓の平壌から南に215㎞、開城市からは10㎞離れたところに位置する、軍事停戦委員会が所在する地域である。板門店はその地域の名前で、公式名称は共同警備区域「JSA(Joint Security Area)」。

1954年に国連軍と北朝鮮軍による共同警備区域「JSA」に定められた板門店は、非武装地帯内で唯一の南北の対話場所であり、南北韓双方の行政管轄圏外にある特殊な地域である。
このJSAでは現在も各軍により6カ所の警備所が運営され、35人の兵士がそれぞれの領域で警備に当たっている。以前は、JSAの中で双方の警備兵は往来することができたが、1976年8月18日に北朝鮮軍の兵士がアメリカ軍将校を斧で殺傷するという「ポプラ事件」が発生し、それ以降は 両軍の相手方エリアへの侵入は禁止となった。

世界で唯一の分断国家である韓国でしか見ることのできない場所であり、今もなお、休戦状態であるという事実を物語る緊迫した雰囲気を感じることができる。
自由の家
1998年7月に板門店共同警備区域の南側エリアに建てられた現在の自由の家は、4階建ての建物で
中央には透明な屋根がある。ここには南北連絡事務所、南北赤十字連絡事務所が設置されていて南北の連絡業務を行う施設として使われている。それ以外にも各種の南北会談や接見、交流などの際にはこれらを支援する施設として活用されている。
帰らざる橋
軍事境界線となっている沙川江に架かる橋で、本来の名は沙川橋。
2000年に公開された映画『JSA』の舞台となった場所でもあり、ここで朝鮮戦争後に捕虜交換が行われ捕虜たちがこの橋の上で南北いずれかの方向を選択すると二度と帰って来ることができないことから「帰らざる橋」と呼ばれるようになった。それ以来、南北分断の象徴となっている。


第3トンネル
住所
(日本語)京畿道  坡州市 郡内面 一帯
(韓国語)경기도 파주시 군내면 일대
電話番号
<臨津閣観光案内所>031-954-0303(日本語可)
運営時間
09:00~15:00 月曜日・韓国の祝日(トンネル整備のため)

入場料 19歳以上:11,700ウォン 18歳以下:9,000ウォン
(徒歩で観光する場合)19歳以上:8,700ウォン 18歳以下:6,700ウォン
日本語
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