金汝貞(キム・ヨジョン)氏、党中央委員会第1副部長が平昌(ピョンチャン)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記の妹の金汝貞(キム・ヨジョン)氏、党中央委員会第1副部長(写真)が平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出席する。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記の妹の金汝貞(キム・ヨジョン)氏、党中央委員会第1副部長(写真)が平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出席するため、9~11日来韓予定の北朝鮮の高官級代表団へ下りてくる。 統一部は7日金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が率いる3人の高官級代表団の名簿を通報してきたと明らかにした。
北朝鮮側が通報した代表団人事は、金汝貞(キム・ヨジョン)氏と崔輝(チェ・フィ)党副委員長、リソングォンの祖国平和統一委員会(祖平統)委員長などだ。 チェ副委員長は、国家体育指導委員長の職責を持っており、李委員長は南北高官級会談の北朝鮮側代表団長だ。 北朝鮮は同日、リテクゴン・金部長など16人の保障性院と取材陣3人で構成された代表団支援人員の名簿も一緒に通報した。
北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席の直系子孫を意味するいわゆる'白頭(ペクトゥ)血統'が南側を訪問したことがなかったという点での金汝貞(キム・ヨジョン)氏の派遣は非常に破格の措置と受け止められている。
汝貞氏は金正恩(キム・ジョンウン)総書記の家族であるうえ、金総書記と直接疏通する権力の中枢人物という点で事実上、金委員長代理人と見ることができる。
北朝鮮の高官級代表団は、南側の訪問期間に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面談する予定であり、南北首脳がこれを通じてメッセージを交換するものとみられる。
このために金汝貞氏が南北関係と北朝鮮核問題、朝米対話など重要懸案に対する金総書記のメッセージを持って来るかどうかが注目される。 一部では金汝貞(キム・ヨジョン)氏がドア大統領を単独会談する可能性があるという観測を出している。
歓迎晩餐会出席した北朝鮮応援団の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加するため、7日バンナムハン北朝鮮応援団が同日、江原道麟蹄・スタジアムで、統一部が主催した歓迎晩餐会に出席して、千海成(チョン・ヘソン)統一部次官の基調演説に拍手をしている。 写真の共同取材団
統一部は"北朝鮮の高官級代表団は、平昌冬季五輪開会式の祝賀訪問という趣旨に合致するよう、労働党、政府、体育界関係者に意味のあるように構成されたと評価している"と明らかにした。
また、統一部は、"北朝鮮高官級代表団の滞在日程など実務的問題は今後、板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルを通じた文書交換方式で協議していく"と説明した。
金汝貞(キム・ヨジョン)氏の高官級代表団の合流で五輪期間にこれらが米国と接触するかどうかに対する関心がさらに高まっている。
ホワイトハウスは6日(現地時間)平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出席するマイク・ペンス副大統領と北朝鮮間接触が実現する可能性を排除しなかった。
サラ・ハッカビー・サンダース、ホワイトハウス報道官はブリーフィングで"何が起こるかわからない"は、前日レックス・ティラーソン国務長官の発言が北朝鮮との対話する用意を表明したのかという記者たちの質問に"見守るという言葉以外に他の言葉がない"と話した。
ウォールストリートジャーナルは、行政部の関係者の言葉を引用して"対北朝鮮アプローチからフェンス副大統領と・ティラーソン長官は同じ心"とし、"メッセージは投げられ、何事も起きかねないという意味"と伝えた。
<ユシンモ・ジェジュン記者>