北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記の妹の金汝貞が平昌(ピョンチャン)
北朝鮮と米国が共に平昌(ピョンチャン)冬季五輪で自分たちを代表する使節として最高指導者の若い'実力者'女性直系家族を指名し、注目を集めている。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記の妹の金汝貞(キム・ヨジョン)氏、党中央委員会第1副部長と、ドナルド・トランプ米大統領の長女であるイバンカトランプ、ホワイトハウス上級顧問だ。
北朝鮮は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を団長と9∼11日訪韓することに、平昌冬季五輪の高官級代表団の団員に金汝貞氏第1副部長が含まれると7日午後、韓国側に通報した。 北朝鮮の金氏一家を意味するいわゆる'白頭(ペクトゥ)血統'一員が韓国側を訪問するのは今回が初めてだ。
金正恩(キム・ジョンウン)の最側近とされた金汝貞(キム・ヨジョン)氏の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加はやはりホワイトハウスの'核心実勢'とされるイバンカ上級顧問の派遣の可能性とあいまって、さらに注目を集めている。
CNNとAP通信など外信は、ホワイトハウス側を引用、イバンカ上級顧問が、平昌冬季五輪の閉会式で、米国代表団を率いると、最近一斉に報道した。
CNN"イバンカ、平昌五輪の閉会式出席"(CG)[連合ニュースTV提供]
いったん金汝貞(キム・ヨジョン)氏第1副部長とイバンカ上級顧問が、平昌冬季五輪を舞台に'遭遇'する可能性は事実上ない。 金汝貞(キム・ヨジョン)氏が含まれた北朝鮮代表団は、五輪開幕式に、イバンカ上級顧問が率いる米国の代表団は閉幕式に出席するものと見られるからだ。
ただし、金汝貞(キム・ヨジョン)氏第1副部長とイバンカ上級顧問の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の派遣は少数の側近、その中でも直系家族を信頼する北朝鮮と米国最高指導者の'似た'政治スタイルを見せてくれともみられる。
北朝鮮が金汝貞(キム・ヨジョン)氏の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の派遣を電撃的に決定する過程でイバンカ上級顧問の派遣のニュースが何らかの影響を及ぼしたのではないかという観測も一部から提起される。
パクウォンゴン韓東(ハンドン)大学教授は"北朝鮮も最後にこの部屋栄対する悩みを一緒にしながら(金汝貞(キム・ヨジョン)氏を代表団の名簿に)入れたよは気もする"、"異邦加賀来るのに、米国と一種の駆け引きをする立場の姿も見せること"と話した。