＂来たジャンボリ＂に視聴率40%突破という'夢の視聴率'達成は可能だろうか。

MBC週末ドラマ'来たジャンボリ'が恐ろしいほどの底力を発揮している。22日、視聴率調査会社のニルソンコリアによると、21日に放送された＂来たジャンボリ＂48回は全国基準37.3%を記録、の最高視聴率を更新した。

平日の視聴率1位のドラマが10%台前半ということを考慮すれば、最近、放送市場で視聴率30%を超えることは奇跡のようなこと。KBS 2TVの週末ドラマとKBS 1TVの連続ドラマではたびたび起きたりするが、近年は、これさえも容易でない傾向がある。このうち＂来たジャンボリ＂はMBC作品では2012年'太陽を抱く月'以降2年ぶりに視聴率40%突破を目前にしている。

アジア大会放送による放映中止可能性があり、2回あるいは3回ほど残っているこのドラマは明確な善悪構図と後半部に進むほど日増しに厳しくなった悪女ヨンミンチョン(李ユリ分)のまったく没落しなさそうな大活躍(?)に支えられ、緊張感あふれる話を見せている。ジャンボリ(オ・ヨンソ分)が復讐をするため最善を尽くした中でも、民情がどうしても抜け出ていく過程で生じる葉もない葛藤の構造は'悪口言いながら見るドラマ'の典型的な人気の秘訣だ。

ここにキム・スンオク作家の話を面白く作っているしっかりした筆さばきと'足の演技がない'俳優たちの熱演ぶり、週末ドラマ特有のだらだらと引っ張る展開となく速い編集などがかみ合い、'、麻薬といったドラマ'の力を発揮している。葛藤と解消、また、別の対立の発生が反復的にくり広げられが、勧善懲悪結末が抱かれるぴりっとした楽しさを期待して、視聴する彼らが多い。

ためにこのドラマが視聴率40%を乗り越えるかが関心事。21日、アジアンゲームの中継放送で放送時間が普段より30分ほど遅れたにもかかわらず、の最高視聴率を更新したものを推察してみるとこのドラマが、究極的に取り組むべき勧善懲悪結末に対する視聴者たちの高い関心を知ることができる。

ただ、アジアンゲームの中継放送で放映中止可能性があり、今後、残った放送で編成時間が流動的である可能性があるという変数があるのが'来たジャンボリ'が夢の視聴率達成に困難を経験する障害物になるだろうと見られる。[OSEN=ピョジェミン記者]