東大門に1月開館…"東大門ファッションと連結名所作ること"

ホログラム市場2020年4兆規模-世界初の専用公演場
YG所属の歌手一日8回の公演、デジタル技術で経済効果の創出

"お兄さんは江南スタイル∼。"

2014年1月16日、ソウル乙支路ロッテピットのショッピングモール9階の公演場'クライブ(Klive)'白いタキシードを着た歌手サイが舞台に現れて馬乗りダンスを取り戻し始めた。'江南スタイル'歌がどれほど経つと舞台の上のサイが急に5人に増えた。一瞬にサイが消えたら、舞台の後ろに滑って入ってきた地下鉄でこつこつと歩いて流れている。

このような演出が可能なのは、ここがホログラム(立体映像を大画面で見られるように圧縮伝送する技術)向けコンサート場であるからだ。歌手たちがここに直接来なくてもホログラム技術を利用して実際に舞台の上で公演するように演出する。同日、舞台に現れたサイも本物のように見えたが、事実は立体で再現して出した映像だったのだ。未来創造科学部・KT・YGエンターテインメントはホログラム専用常設公演場であるクライヴを18日に開館すると16日、明らかにした。

◇世界初のホログラム専用常設公演場

クライブは約1652平方メートル(500坪)規模に400人以上を収容する。サイ・ビッグバン・2NE1等YGエンターテインメント所属の歌手たちのホログラムコンサートを一日8回ずつ有料公演する予定だ。韓流スターたちを実際のように近くで接する空間を作って外国観光客を誘致する'デジタル韓流'の中心として発展させるためのものだ。ミレブイチュンウォンデジタルコンテンツ課長は"歌手たちがコンサートでホログラムを個別に使用したことはあったが、ホログラム専用常設公演場を作ったのはクライブが世界初"と話した。

クライブ・舞台は一般公演場と似ている。の差があれば舞台の前と客席の間に'フォイル(foil)'と呼んでいる薄くて透明な幕があるという点だ。舞台天井に設置されたプロジェクター3台から下方で映像を発射すれば、床の反射板で舞台の後ろの背景と前のホイルで光を反射する。映像が二重に中ため立体感がよみがえる。

ホログラム技術は映像コンテンツ専門中小企業・ディストリクトが担当した。2004年創業したディストリクトは2011年大韓民国コンテンツ・アワードで大統領賞を受けた企業だ。・ディストリクトキムドンチョル責任は"ホログラムが実際のように見えるには映像で再現した人物が現実の人間と同じ大きさに正確な位置で動くようにする技術が重要である"、"映像で再現したサイと実際に舞台に上がったバックダンサーが一緒に公演するようなシーンも演出することができる"とした。

◇デジタル技術で経済効果の創出

クライブは単純に韓流を拡大させる場所を越えて有望デジタル技術で経済効果を創出する実験場という意味がある。ホログラムは昨年10月、未来、付加情報通信技術(ICT)分野の中長期R&D(研究・開発)戦略を発表し、10大核心技術の一つに挙げていた分野だ。未来部は来る2020年ホログラム市場が40億ドル(約4兆2528億ウォン)まで大きくなると見て、関連技術を重点支援する計画だ。

KT・YGエンターテインメントは最近、外国観光客が殺到する東大門の商圏とクライヴを連携して新しい名所にするという計画だ。KTはもっと多くの外国観光客がここを見つけることができるように国内の各旅行会社と連携を推進している。クライブ・公演の観覧を含む観光商品を作るものである。KTイ・ミヨン常務は"韓国に行けば、だれも立ち寄らなければならない名所で作るのが目標"とした。YGエンターテインメントまでが"東大門を皮切りに、済州、ソウル明洞(ミョンドン)など外国人がたくさん捜す地域に支店を拡大したい"、"中国・日本・東南アジアなど海外進出も計画している"と明らかにした。

記事出典:朝鮮日報

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