手がかりのない問題の解決の糸口を求めること。闇の中で、手さぐりに捜し求めること。
出》隋唐嘉話（ずいとうかわ）

お互いに気持ちが通じ合い、一体感を感ずる。
互いの気持ち、考えなどがぴったりと一致して親しくなること。

カラスの群れのように、規律も統制もない大勢の人の寄り集まり。
また、そのような軍隊や、群衆。

有益な三つの楽しみ。第一に礼楽に親しみ調和のとれた暮らし。第二に人の美点を話題にする。
第三は立派な友を多く持つこと。

古きを温め、新しきを知る。
経験のない新しいことを進めるにも、 過去を充分学ぶことから知恵を得ようということ。

表面は柔和で穏やかそうに見えるが、実は、意志が強くてしっかりしていること。

死に瀕したもの、滅びかかっているものを再び生き返らせること。
もとに戻すこと。

理屈は通っていても現実から懸け離れていて、実際には役立ちそうもない理論や議論。

種々の計略をめぐらすこと。
人をあざむくためのはかりごと。たくらみ。

心がはっきりと明らかで、正しく大きいさま。

冬季、寒い日が三日続くと、その後四日ほどは暖かい日が続き、これが繰り返される気象現象のこと。

自分の描いた絵に自分で賛（絵画に書き加える詩や文）をすることから、自分で自分のしたことを褒めること。

非常に仲がよい、信頼できる交際。水と魚のように離れることができない親密な間柄。

態度や方法が正しくて立派なさま。陣営などの勢いが盛んなさま。

一気に勝敗を決してしまうこと。

大きな器は早く作れない。
本当の大人物は若い頃は目立たないが、時間をかけて実力を養い、ついには大成するということ。

真に知ることは必ず実行を伴う。
知と行とは表裏一体で別のものではないという説。

天地の開け初め。天地発生のとき。

同じ床に寝ていながら、違う夢をみるように、いっしょに仕事をして意見が一致しないこと。

内心は弱々しいのに外見は強そうに見えること。
本当は気が弱いのに外に現れた態度だけ強そうに見せること。

年齢や勤続年数が増すにしたがって、地位や給料が上がること。
また、そうした体系。

どちらがすぐれているか区別がつかない。
優劣の判断がつきにくいさま。

攻撃が難しく、なかなか陥落しない状況のこと。

言葉を使わずお互いが理解しあうこと。
心から心へ伝わる微妙な境地・感覚のたとえ。

広くいろいろな学問に通じ才能が豊かなこと。

美しく飾った、聞いて心地よい言葉。
最近では内容のない空疎な言葉の羅列を、多少皮肉まじりに軽蔑していう場合が多い。

夫が言い出し、妻がそれに従うこと。夫婦の仲がとても良く、和合していること。

気が抜けてぼんやりし、どうしてよいかわからなくなること。

何もしないでただぶらぶらとして日を過ごすこと。働くこともせずに暮らすこと。

はっきりしていて疑う余地のない様子。火を見るより明らか。

孟子の母が息子の教育にふさわしい環境を選んで住居を度々移したという故事。

ただそれ一つだけで二つとないこと。他にない貴重なものであること。

何事にも用意がすみずみまで行き届き、手抜かりのないこと。

ぐずぐずしていて決断の遅いこと。決断力に乏しいこと。

この世に自分より優れた者はいないという意。自分が一番偉いと思っている態度をいう。

俗世間を退いて、のんびりと日々を過ごすこと。定年退職後の生活などをいう。

最初は竜のように立派だが、終りになるに従い蛇の尾のように尻すぼみになること。
すなわち、始めは盛んであるが、終りが振るわないこと。

衰退という意味も。また、男女が相互に慕いあうことの意味も。

誰いうともなく伝わる、根拠のない、いいかげんな噂。根も葉もないデマ。

利益と損害。～つまり儲けと損。

力を出し尽くして闘うこと。一所懸命努力すること。

社会的に認められて、世間に名を知られるようになること。

穏やかに吹く風と、静かにそぼ降る雨。人の過ちや欠点を改めるのに柔和な態度、方法でのぞむことのたとえ。

人々が仲良く、和やかな気分がいっぱいに満ちたさま。