日本と違う点については、次の点があげられる。
① 自動車は右側通行。
② 韓国なので道路標識はハングル表記。
地名については英文が併記しているところもある。
③ 都市部の大通りでは左折禁止の交差点が多いかわりに、Uターンができるところが多い。
左折専用信号のある交差点では、青信号で左折できず、左折信号が点灯している間に限って左折が可。
④ 一部高速道路の内側レーンに曜日と時間帯を指定してバス専用レーン(青色の実線もしくは破線で表示)、一部一般の
大通りの外側レーンにも曜日と時間帯を指定してバス専用レーンが設定されている。
そのため、渋滞していても、バスに限っては、思ったより早く行ける場合もある。
⑤ 赤信号でも車両は右折が可能なので、歩行者は十分右折車両に気をつけたい。
警察の取り締まりは、飲酒検問や駐車禁止などが多く行われている。特に事故などがなくても、交差点や高架下合流地点 などで、よく交通整理をしているのを見かける。しかしながら、細かな取り締まりをほとんどしないため、車両の間に少しでも 空いているスペースがあれば割り込み、とにかく自分の車を入れる。方向指示器も必ず出すというわけではなく、見切り 発車や完全にとまらないでリードしたり(停止線や横断歩道は関係ない)、歩道にオートバイが普通に走っていたりと交通 規則はあってないようなもの。
これはタクシーや路線バスも例外ではないので旅行者は特に気をつけよう。
信号については、横断歩道の歩行者側の信号は短い。また、青信号は赤から変わった瞬間から点滅しているところが ほとんど。親切に(!)信号のすぐ横にメモリのあるところもあるが、これは「あとどれくらいで歩行者が渡れるか」を示す ものではなく、「このメモリがなくなるまでに歩行者は渡ってください」というもの。日本とは考えが異なるので注意が必要。 また、バスの降車時に、歩道とバスの間をすり抜けるバイクとの接触事故が増えているので、あわてずに必ず確認すること。
また、タクシーの前部席、高速バス全席ではシートベルトの着用が義務化されている。
交通事故の発生率は日本と比較した場合、人口比で3倍。車保有台数において6倍と交通事故に遭う確率は高くなる。
日本とは違い、車優先のため十分な注意が必要。
韓国において、蛇口から出る水道の水質は安全とされているが、一般家庭や食堂・レストランでは、浄水されてものや ミネラルウォーターを使っている。
また水道水は硬水(日本は軟水)なので、神経質な方はミネラルウォーターの購入をおすすめする。
基本的に食堂・レストランの衛生状態は良いが、屋台での食事、生もの、夏場の食事には注意が必要。
ユッケなどの生肉や、ホルモンなどにも十分注意したい。
特定伝染病感染国からの旅行者を除いて予防接種は必要ではない。
街の至る所に薬局があるので、簡単に薬を入手することができる。
ただし日本語はほぼ通じないため、持病や飲みなれている薬がある人は持参したほうがよい。
警察電話番号:112
救急・消防電話番号:119
韓国観光公社・韓国観光苦情申告センター係
大韓民国ソウル特別市中区清渓川路40番地 韓国観光公社
電話番号:02-735-0101
FAX:02-777-0102
ソウル警察紛失センター
所在地:ソウル特別市城東区弘益洞102
電話番号:02-2299-1282
FAX:02-2298-1282
セブランス病院
ソウル特別市西大門区新村洞134
電話番号(国際診療センター):02-2228-5800 または010-4369-0708(日本語可)
診療時間:平日09:30~12:00、14:00~17:00(土曜日は09:30~12:00)
牙山中央病院(ソウル中央病院)
住所:ソウル特別市松披区風納洞388-1
電話番号:02-3010-7941
国際診療部:02-3010-5001
診療時間:平日 09:00-11:40、13:00~16:40(土曜日は09:00-11:40)
三成ソウル病院
住所:ソウル市江南区逸院洞50
電話番号:02-3410-3000
国際診療部:02-3410-0200
診療時間:平日09:00~17:00(応急室のみ土曜日は09:00~11:00)
一般旅券の再発給
万が一、パスポート(旅券)を紛失・盗難・焼失した場合は、在韓国の日本大使館・総領事館で再発行することができる。
再発給には3~10日かかり、申請・交付時とも本人がいかなければならない。
申請に必要なもの:
① 申請書(大使館・領事館準備にある)1通
② 旅券紛失届(大使館・領事館準備にある)1通
③ 紛失・盗難・焼失証明書(警察等で発給のもの)1通
④入国事実証明書(出入国管理事務所で発給のもの)1通
⑤ 写真(スピード写真可、縦4.5×横3.5cm、枠なし、6ヶ月以内に撮影、2枚とも同じもの、無背景、顔の大きさは27±2mm、
頭髪から写真の枠までが7mm以上)2枚
⑥ 本人を確認できる公文書(外国人登録証等)
⑦ 戸籍謄(抄)本:1通 (6ヶ月以内発行のもの)
⑧ 手数料(10年旅券208,000ウォン、5年旅券143,000ウォン、12歳未満78,000ウォン)
※ 再発給を受けた後、韓国の入管で滞在許可等の確認を受ける必要あり。④と⑥は免許証等日本国籍を証明する公 文書原本)がある場合には不要。また、紛失・盗難・焼失した旅券は失効する。
帰国のための渡航書の発給
帰国予定直前になくして、再発行を待つ時間がない場合は「帰国のための渡航書」を発行してもらえる。原則、申請・交付
時とも本人の出頭が必要、申請当日または翌日に交付される。
申請に必要なもの:
① 申請書(大使館・領事館準備にある)1通
② 旅券紛失届(大使館・領事館準備にある)1通
③ 紛失・盗難・焼失証明書(警察等で発給にある)1通
④ 入国事実証明書(出入国管理局で発給にある)1通
⑤ 日本国籍を証明できる書類(顔写真入りのもの;日本の運転免許証等)1通
⑥ 写真(スピード写真可、縦4.5×横3.5cm、枠なし、6ヶ月以内に撮影、2枚とも同じもの、無背景、顔の大きさは27±2mm、
頭髪から写真の枠までが7mm以上)2枚
⑦ 手数料 32,000ウォン
※ ④は免許証等日本国籍を証明する公文書(原本)がある場合には不要。また、紛失・盗難・焼失した旅券は失効する。
ソウル出入国管理事務所:1345
ソウル出入国管理事務所(世宗路分所):02-732-6214
仁川空港出入国管理事務所:032-740-7114~5
在大韓民国日本国大使館
大韓民国ソウル特別市鍾路区中学洞18-11
電話番号:02-2170-5200
http://www.kr.emb-japan.go.jp/
在大韓民国日本国大使館領事部
大韓民国ソウル特別市鍾路区寿松洞146-1 利馬ビル7F
電話番号:02-739-7400
在済州日本国総領事館
大韓民国済州特別自治道済州市老衡洞977-1世紀ビル9階
電話番号:064-710-9500
http://www.jeju.kr.emb-japan.go.jp/japanese/index.htm
在釜山日本国総領事館
釜山広域市東区草梁3洞1147-11
電話番号:051-465-5101
http://www.busan.kr.emb-japan.go.jp/jhtm/index_j.htm
ホームページのほか、韓国内CATV等で放送されているNHKワールドプレミアム(テレビ)、ラジオ日本(短波放送)でも 情報入手が可能。
NHKワールド: http://www.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/top/index.html
外務省「海外安全ホームページ」:http://www.pubanzen.mofa.go.jp/
病気、ケガ、盗難…など、もしも遭ってしまったときは、さまざまな費用の支払いや日本との連絡・相談など、手間のかかる ことが多い。このような時のために、海外旅行保険に入っておいたほうがよい。個人の希望に応じて、保険金額の変更や、 賠償責任、救援者費用、携行品保険などの設定ができる。また、クレジットカードに付帯し、旅行に行くたびに申し込まなくて 済むものもあるので事前に確認する必要がある。
損保ジャパン:http://www.sompo-japan.co.jp/
AIU保険:http://www.aiu.co.jp/
ジェイアイ傷害保険:http://www.jihoken.co.jp/
アメリカンホーム保険:http://www.americanhome.co.jp/
三井住友海上:http://www.ms-ins.com/
東京海上日動火災保険: http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/